【リフォーム】TOCLAS新宿ショールームに行ってきた話。ここに行くと何が見れるの?
こんにちは。リノベめがねです。
僕はリノベーション会社に勤めていて、個人の方に向けて様々な提案と工事をしています。
今日はTOCLAS新宿ショールームについてのお話です。
TOCLASはTOCLAS株式会社といってトクラスと読みます。
トクラスはキッチンやお風呂、洗面台など水回り設備を展開しており、新宿ショールームではその実機がみれたり専任の方に商品の特徴を教えてもらうことが出来ます。
今日のブログではトクラスというメーカーさんについてと新宿ショールームではどんなものが見れるのかをお話させて頂きます。
そもそもTOCLAS株式会社ってなに?
TOCLAS株式会社は
トクラスの前身は楽器などで世界的に有名なヤマハ株式会社です。
1897年に山葉寅楠が創業されてそこが現ヤマハ株式会社になるのですが、
そのヤマハはオルガンなどの製造で木工技術と塗装において高い技術力を持っていました。
その過程で高級家具を製造したりホーム用品の事業も展開していきます。
同時にFRP技術が必要な造船事業もしていたのですがその木工技術、塗装技術、FRP加工技術が合わさり1976年に国産初の人大カウンターのキッチンを製造するに至りました。
1991年に住宅事業が分社化してヤマハリビングテック株式会社が設立されました。
2013年に現在のトクラス株式会社に社名変更されました。
なのであまり聞きなれない会社かもしれませんが、長い年月で積み重ねた経験値と技術力で品質とデザイン性に優れた商品を多く展開しています。
どこにあるの?
本社は静岡県の浜松市にあります。
実機が見れるショールームを全国28カ所に転嫁しいています。今日紹介します新宿ショールームはJR新宿駅より徒歩5分ほどの距離にあります。
東京海上日動のビルの1・2階にありちょっと奥まった感じでありますがとても居心地が良いです。
新宿ショールームでは何がみれるの?
LDKの空間展示とシステムキッチン・システムバス・洗面台が見れます
こちらのショールームでは1階部分がキッチン実機を中心とした空間展示や扉の色、水栓の種類などが見れて、打ち合わせスペースもあります。
2階部分にはシステムバスと洗面台が見れるのですが他にもトクラスの歴史がわかるギャラリーがあります。個人的にはこのギャラリーが面白いです。
本日は1階部分のキッチンを中心とした部分を紹介させて頂きます。
受付
自動ドアがウィンと開くと優しいお姉さんたちが受付で待っててくれます。
写真は恥ずかしがっていなくなってしまいました笑。
LDKの空間展示
実際のLDKが再現されており、しかもオシャレです。
キッチンの検討をする時には実際にはどうゆう動線で家事をするのか?だったりキッチンの色だけでなく天井や壁・床などの材質や色味は何がいいだろう?そこに使う照明は?など実際に考えることがたくさんあるのですが、このように空間展示をしてくれると検討がし易いです。
システムキッチンの実機展示
キッチンの実機がたくさんあります。
キッチンの各仕様についての展示
トクラスのシステムキッチンってたくさんの色味から選べるんです。写真だと一部ですがその数114色。笑えて来ますよね。
その扉の色と天板の色とシンクの色を組み合わせて考えると正に僕にはもう数えられません。
ここではその扉の色、天板の色、シンクの色を組み合わせたシミュレーションをする事が出来ます。
キッチンの水栓展示
様々な種類の水栓が見れます。浄水器についても確認出来ます。
ミーレの食洗器やレンジフード、トクラスの特徴的なレンジフードのサイクロンフードも見れます。
高温で一気に洗浄してフロントオープンで大容量のミーレ食洗機はとても人気ですし、サイクロンフードは特徴的で面白です。
打合せスペース
打ち合わせスペースも広々としていて快適です。
結局トクラスのシステムキッチンて何がいいの?
人造大理石を検討するならまずはトクラスのシステムキッチン
トクラスのシステムキッチンは人大限定です。限定だからこそメリットも多く、僕はお客様に複数メーカーを紹介するようにしているのですが、人造大理石と言われたら必ずトクラスは紹介します。
この写真は左が一般的な人造大理石、右がトクラスの人造大理石の天板です。厚みが違う事によるメリットが4つあるのでまとめさせて頂きました。
この厚みで加工するのには高い技術力が必要です。
トクラスのシステムキッチンの良い所①とっても丈夫である
トクラスのシステムキッチンは熱に強くとっても丈夫です。
なのでお料理をしたフライパンをちょっと天板に置くなんても事が出来ます。空焚きのフライパン350℃、180℃の油入りの鍋を10分間放置しても変色がありません。
実は他のメーカーさんだと熱した鍋などを置かないで下さいと注意書きがあったりします。
また缶詰を落とした時にも大丈夫な耐衝撃性と酸やアルカリでも変色しない耐薬品性もあります。
トクラスのシステムキッチンの良い所②汚れにくい
トクラスのシステムキッチンの天板は孔や隙間がないので汚れが付着しにくく、しょうゆ瓶などを置いていてもしみ込みにくい素材です。
またバックガードと一体成型でシンク部分はシームレス接合なので隙間がありません。
トクラスのシステムキッチンの良い所③ずっときれい
もし擦り傷などがついてしまっても水をしみ込ませたナイロンたわしで軽くこすればすぐキレイになります。同じ素材で作っているので表面を削るときれいな層が出てくるんです。
他社はコーティングで掃除のし易さを追求しているので削る事が出来ないのですが、素材自体で掃除のしやすさを追求しているメリットです。
トクラスのシステムキッチンの良い所④お掃除ラクラク
そのようなメリットがあるので日常のお手入れは水拭きだけで大丈夫です。
既出の通り削る事が出来るのでメラミンスポンジ、クリームクレンザーも使えるので掃除がし易いです。
トクラスのシステムキッチンの良い所⑤デザイン性があり融通が利く
オリジナリティを出したい時にトクラスの部材をパーツ取りする事があります。
色柄なども豊富なので好みに合わせやすいのと、そもそもパーツ売りをしてくれないメーカーさんも多いのですごく助かっています。
写真は大工さんの作った天板や足場板の外観に対して中身はトクラスの引き出しや食洗機を入れて、外観はオリジナリティを中身はメーカーの安定した使いやすさの両取りをしたキッチンです。
リノベめがねが好きだったもの
リビングなど空間のイメージがしやすい展示になっている
キッチンなど一つの商材についての展示だけでなく、LDK全体の空間展示が多いので実際の生活がイメージがしやすい空間になっていました。
天板が薄くて家具のようなデザインになっている
天板の厚みが15㎜とスリムなのでダイニングテーブルや他の家具との調和がとりやすいです。
案内が分かりやすく親切
これは体感であって数値化できないのですが、ご案内いただく方が皆さんとてもフレンドリーで分かりやすいです。
他のメーカーさんのショールームももちろん親切なんですが、トクラスさんから帰ってきたお客様の満足度は高いように思います。
トクラスショールームって行った方が良いの?
カタログでは分からない事を見ることが出来る
カタログってとても分かりやすくできているのでそのほとんどの事がきちんと読み込むことで理解が出来ます。ただ、どうしても色味の事やイレギュラー的な事、そもそも分かりにくいことなどを直接アドバイザーさんに教えてもらうことでその理解が深まります。
あとカタログでスペック的な事は分かるのですがそれが実際にどう影響するか?など悩んだ時のアドバイスをしてもらえたりとか、沢山のお客様やお宅の対応をしているので実際の所どうか?そんなことも教えてもらえます。
トクラスショールームに行く時は予約した方が良い
ショールームに行ってみたいと思われましたら予約をお勧めいたします。
そうすると専任のスタッフの方が一つ一つ丁寧に教えてくれるので理解度がグッと上がります。
また、実際に行くのが難しくてもオンライン対応もばっちりです。
こちらもご覧ください。
まとめ
今日はTOCLAS株式会社の新宿ショールームについて書かせて頂きました。
いかがでしたでしょうか?
一生でそう何度もない家につかうものだからこそこういったショールームを利用してみるのもいいのではないでしょうか。