先行配管!設備屋さんが古い配管を撤去して新しい配管を配管
水道屋さん1日目
今まで使っていた古い配管を撤去して新しい配管に入れ替える工事をしてもらいました
そして間取り変更してキッチンやお風呂が設置される予定の所に配管をしてもらっています
Before
After
以前の配管は水は鉄管、お湯は銅管でした
そちらを今回は架橋ポリエチレン管に変更しています
架橋ポリエチレン管は耐食性や耐塩素性に優れており、簡単に言うとさびに素材で出来ています。耐熱性や耐寒性にも優れているので給水給湯管に広く使われています
写真で言うと青が水、ピンクがお湯です
この鉄管たちを交換しようと思うと写真のように床を壊すなどしなければなりません
もしくは壁や天井に配管が丸見えになる露出配管
配管が腐食などで漏水が起きてしまったらそれこそ一大事です
せっかくのお家をまた怖さなればならないなんて嫌ですよね
なのでお施主様は今回スケルトン工事にしたことをきっかけに配管の一新もご希望頂きました
さて、この配管はなんで立ち上がっているのでしょうか?
近づいてみてみましょう
床にマークがあるのですが、この位置に新しいキッチンと洗面台が来ます
先日墨出しをした線に沿ってキッチンと洗面台の位置を割り出します
この立ち上がりはその配管が床の上にきてフローリングとかが貼られても飛び出てくれるようになっています
この配管の位置はとても重要でずれていると設備が取り付けられないので本当にシビアです
間違えてたらまた穴を開けなければならないですからね
また以前はグレーだった排水管がところどころ緑になっています
この緑はその配管が耐火仕様ですよという事を表しています
3重構造になっており中間層が高温になると膨張して断熱・耐火層を生み出します
マンションのような集合住宅では他のお部屋に延焼しないように共用部の縦管から1mは耐火仕様にしなければならないと決まっています
なので配管をグレーと緑で使い分けております
作業風景
設備屋さんが頑張ってくれた配管工事
2日間かかりました
いよいよ大工さんが来て壁や天井など部屋の形を作っていきます
楽しみです